rei
on 4月 11, 2021
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、観光,飲食業界が強い逆風を受ける一方で、テレワークの普及や巣ごもり生活の風潮が追い風となり収益を伸ばしている業界,企業も多数存在している。
そんな特需業界のひとつがオンライン証券業界。
新型コロナ感染拡大後、人々の生活パターンが大きく変化し、テレワークの普及や巣ごもり生活への移行により、2020年は新たにオンライン証券口座を開設する人が大幅に増加し、証券各社は大きく口座数を伸ばした。
株価で言えば、傘下にマネックス証券とコインチェックを擁するマネックスグループ(8698)が最も成長した企業。
昨年後半より高騰し続けるマネックスグループの株価
マネックスグループは暗号資産の取引事業を手がけるコインチェックを傘下に持ち、2020年後半より高騰しているビットコインと連動するように株価が右肩上がりとなり、昨年前半は200円台をうろついていたが2021年4月現在では約5倍弱の1,000円前後を付けるまでになっている。
暗号資産市場の活況に伴い、コインチェックの販売書取引量は2020年後半より大幅に増加し、今年1月に発表した決算では、クリプトアセット事業のセグメント利益は24億円で前期比で3.3倍を記録し、マネックスグループ入り(2018年4月)後最高益を大幅に更新したと報告している。
コインチェック 国内3割のシェア
コインチェックは2020年11月時点で国内25業者の本人確認済の口座数において、約30%のシェアを占めている。
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